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ドビュッシー「雪は踊っている」

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東京に数年ぶりの大雪が降り、大雪警報が出ています。でも大雪ってどのくらいの雪を言うのかな?とふと疑問が湧きました(笑)今日の東京はまさしく大雪ですが、北海道や東北の大雪とは違うように思います。大雪警報って地域によって違うのかしらん? 以前、北海道の釧路に冬に旅行した際、吹雪で帰りの飛行機が飛ばず、札幌まで電車で4時間かけて移動したことがありました。途中、列車の窓から見える風景が凄まじく、トラックが路肩の溝にハマって傾いていたり、北海道の冬の大変さを身をもって知りました。

雪空を見上げるといつも頭に浮かぶ曲があります。ドビュッシーの「子供の領分」の中の「雪は踊っている」という曲で、子供の様々な情景を描いたドビュッシーの組曲です。その4曲目「雪は踊っている」は、短いですがとても美しい曲です。はらはらと雪の降り始めを子供が見上げているような感じで始まり、雪がだんだん強くなり、もうもうと降る気配になり、最後は夜更けにしんしんと積もる雪のように感じます。

以前、この曲を小学4年生の生徒の演奏会用にレッスンしていた時のことです。初めてのドビュッシーで、何とか通せるところまではスムースに行ったのですが、その先、目の前に映像が出てくるようなイメージを持って弾く、という段階が難しく、教える私も生徒も共に苦労しました。ドビュッシーは映像を音楽に表現しているので、やはりリアルなイメージを持って弾くことが、生き生きした演奏につながります。そこで、私の大好きなエロール・ル・カインの絵本の「雪の女王」の挿絵や、映画「ナルニア国物語」を紹介してみました。「ナルニア国物語」はファンタジー映画で、ルーシーという少女がクロゼットの奥から不思議な世界に迷い込むお話で、迷い出た先が一面の銀世界、雪がとても美しい映像になっています。この映画を見てから、その生徒の演奏がとても生き生きしたのを良く覚えています。

ドビュッシーは、演奏しながら映像が目の前に浮かんでくるようなイメージがないと自分の音楽にならないところが難しいですが、映像を想像しながら追い求め、四苦八苦する過程がまた楽しいところでもあります。

       


            
                 
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2024年02月05日 23:41

小説&映画「ある男」

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以前、平野啓一郎さんの「ある男」という本を読み、それまであまり読んだ事がない内容でズシーンと来るものがあり、印象に残っています。この小説が映画化された当時、映画館で観ましたが、昨年3月の日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ、賞を総なめにしました。小説の中身や良さが損なわれない映像作品になっていると思います。最近その映画がwowowでも放映され、再度観てみました。考えさせられる内容や社会問題が絡み合っている作品ですが、こんな事が起こりうるのだろうか....と思う反面、いや、もしかして本当にあるのかも.....という説得力があります。

平野啓一郎さんは好きな小説家の一人でいくつか作品を読んでいますが、若干23歳で芥川賞を取られた作家さんです。一体この人はどういう育ち方をしたのだろうか?と、凡人では想像もつかない宇宙が頭の中にある方に思われます.....(-.-;) 芥川賞の「日蝕」他2作がロマンティック3部作の第1期、続いて第2期、第3期.....と時代の変遷があり、どんどん殻をぶち破って新しい世界へと発展していく作家さんで、ご自身を非常に客観視しておられる方のように思います。

画家も音楽家もそうですが、芸術家は、1つ良い作品を生み出せたとしても、それを自身で壊して新たな境地を切り開いていかないと、マンネリになってしまったり、それ以上に良いものが生み出せなくなる面があるかと思います。それまで生み出した作品と全く違うものを次々に創ることが芸術の奥深さに繋がるわけですが、私の好きな日本画家の速水御舟なども、若い時の作品と歳を経てからの作品が全く違い、驚くばかりです。ベートーヴェンも初期、中期、後期と、作品の中身がまるで変わっていきますね.....

以前、銀座のある画廊のオーナーのご主人と1時間ほど、偶然立ち話をした事がありました。ご主人曰く「画家は1点、優れた評価の絵を描くと、同じようなものをまた描こうとしたり、自身の絵をお手本にする意識が生まれて、伸び悩んで新しい絵が描けなくなることがある」のだそうです。感性の泉が常に豊かに水をたたえていないと、イマジネーションやインスピレーションのような危ういものは枯渇してしまうのかもしれません。日常的に何かに感動したり、自然に触れたり、旅先で驚きを覚えたり、本を読んだり....といった体験が、感受性を刺激する要素になるのだと思います。歳をとっても、いつまでも若々しい感受性を持ち続けたいものです......

                          


            
                 
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2024年01月22日 00:01

調性の色

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ショパンのノクターンに挑戦する生徒さんに、さてどのノクターンが良いかと考えていた時のことです。以前、「戦場のピアニスト」という映画で一躍、有名になった遺作の嬰ハ短調が良いかな....と楽譜を見ていました。ただこの曲、#️⃣シャープが4つなので譜読み大丈夫かな?、半音上げると♭フラット1つなんだけどね....と思いながら、ふと遊びでニ短調に移調して弾いてみました。♭フラット1つになると譜読みは簡単になりますが、なんとまぁ緊張感のない腑抜けた感じになることでしょう....( ´Д`)y━・~~おまけに原曲の切々とした悲壮感漂う内容が、なんちゃって絶望感Σ('◉⌓◉’)のように嘘っぽくなる感じさえします。作曲家にとって調性がどういう感覚で生まれるものなのか?、という疑問は長年の私の謎でもあり、非常に興味があります。楽譜は作曲家のイメージした調性で書かれており、移調して弾くことは伴奏以外では殆どありませんが、違う調で弾いてみるとピタッと来ないから不思議です。

数年前、友人の作曲家に、メロディの調性はどうやって決まるのか?と尋ねたことがありました。メロディが浮かんだとして、それを何調にするのかどうやって決めるの?、と尋ねたところ、「メロディが浮かんだ瞬間、もう調性って決まってるんだよね」と答えが返ってきて、へぇ〜そうなんだ.....W(`0`)Wと驚いた記憶があります。他の作曲家も皆そうなのかしらん?ピアノ科の私は作曲家の友人が殆どおらず、こんな話を他にも色々聞いてみたいのですが、なかなか機会がありません。

作曲家の中には、調性が色になって見える現象「色聴」を持っている人がいて、そういう人は調性が色として見えるようです。そんな事を考えていたら、以前読んだ本にギョッとするようなことが書かれていたのを思い出し、吉松隆さんの本を引っ張り出してみました。その本で、色調を持つ作曲家が何色に見えるかが紹介されたページに、リムスキー=コルサコフはハ長調が白、ヘ長調が緑、等々とあり、なんとスクリャービンはハ長調が「赤🟥」に見えるんですって!! うーん、ハ長調が赤なんて.....( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾  私にははっきりした色聴はありませんが、どちらかと言うと赤っぽいのはニ短調で、ワインレッドかボルドーかしら? スクリャービンときたらト長調もオレンジ色!と来ました。私は空色に感じますが.....(>人<;)私の好きなブルーグレー色は、一体何調に見えることやら.......

ハ長調が赤に見える人が作った曲を、白にしか見えない人が弾くんだから困っちゃう....と思いますが、スクリャービンは大好きな作曲家の一人です。以前のリサイタルで、ピアノソナタ第2番、第3番を弾きましたが、どちらも大好きな曲です。私にはハ長調=赤というのは全くもって理解不能ですが、2番のソナタを弾いている時は目の前に海や空の風景が広がり、3番ソナタでは意思や感情や情熱を感じます。音楽の世界はまだまだ未知なことばかりです。



                          


            
                 
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2024年01月12日 00:02

奈良・石上神宮〜長岳寺へ

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先日の鞍馬寺に続き、年の瀬に奈良の石上神宮〜長岳寺までの「山の辺の道」を歩きました。石上神宮(いそのかみじんぐう)は何度も行っていて大好きな神社ですが、日本最古の神社の一つです。境内に入ると、うっそうとした森の中でニワトリが数十羽、放し飼いにされていて、「コケコッコー!」と鳴いているのを良く見かけます。この日は霧が深かったせいか、珍しくニワトリたちが放されておらず、鳴き声だけが響き渡っていました。こちらの神宮では、ニワトリは神聖視され、神様のお使いとされているようです。日頃、鶏肉を何の躊躇いもなく食しているわけですがm(_ _)m、この神宮に来ると、ニワトリたちの様々な羽の色や姿に癒されます。

石上神宮の楼門は苔むしていて歴史を感じます。この境内の奥から、「山の辺の道」という、いにしえの道が長く続いています。

山の辺の道 石上神宮付近 IMG_5487_コピー


この道を歩いていくと万葉集に登場する地名や和歌の石碑が次々と現れます。今回は冬なので花はそれほど咲いていませんでしたが、自然歩道は車もなく、鞍馬山のような山越でもなく、のんびりと楽しめる道でした。途中、夜都伎神社、竹之内町環濠集落、念仏寺、柿本人麻呂の万葉歌碑、などを経て、今回は長岳寺まで行ったところでエスケープしました。全ルート16キロなので、残りは次回に.....

長岳寺入り口  IMG_5492_コピー


長岳寺(ちょうがくじ)というお寺は、これまた人気も少なくひっそりと静かな古寺ですが、大きな池もあり、なかなか風情があります。境内の奥の本堂に入ると、阿弥陀三尊がいらっしゃいました。塗装が落ちて黒光りする阿弥陀様を拝み、その横に架けてある狩野派、狩野山楽という画家の大地獄絵、怖〜い絵でしたが見入ってしまいました。この時期、大地獄絵はレプリカでしたが、秋にはご開帳もあるようで、本物を見てみたいです。地獄って本当にあるのかしらん.....? 地獄に落ちるような行いはしていないと思うのだけれど......

境内にある、割と大きな池はぐるりと回れるようになっており、途中、急な階段を上がると弥勒大石棺仏が見られたり、鐘楼門の鐘を撞くこともできます。鐘を撞いた音が意外に大きく、びっくりして辺りを見回してしまいましたが、時を経た鋳物の音は心に響きます。

9キロほど歩いて程よく疲れた身体に染み入る古寺でした。

長岳寺 IMG_5494_コピー


                          


            
                 
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2024年01月06日 00:02

鞍馬寺から貴船神社へ

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明けましておめでとうございます。年の瀬に京都や奈良の古寺に行き、静かな時間を過ごしてきました。京都や奈良は、初詣で賑わう神社はかなりの人混みとなりますが、日にちを少しずらしたり、ちょっと離れた古寺は途端に静かになり、凛とした空気になります。この非日常的な空気感は、煩雑な日常生活から暫し離れて静かな気持ちになり、心をリセットできます。

今回は、京都の鞍馬寺から貴船神社、奈良の石上神宮から山の辺の道(長岳寺まで)、東大寺、唐招提寺、秋篠寺に行ってきました。まず京都の鞍馬寺から貴船神社をご紹介します。
鞍馬寺は、源義経が若い頃に修行した場所として有名ですが、修行場だけあって結構な山越えでした。叡山電車のくらま駅からケーブルカーを使わないルートを選ぶと、由岐神社(ゆきじんじゃ)が荘厳に現れ、更に続く参道が、清少納言が枕草子で書いている九十九折り「近うて遠きもの くらまのつづら折り」となります。清少納言の時代は、一体どういう服装であの九十九折りを登ったのでしょうか?登山用のズボンとウォーキングシューズでもなかなか大変なのに....  

この鞍馬寺は、紫式部の書いた源氏物語にも登場します。紫の上が少女の頃に光源氏と初めて出会った寺として描かれており、感慨深いものがありました。源氏物語は大好きな物語で、何度も読みました。と言っても、古典をきちんと読んだのではなく、「あさきゆめみし」というコミックをセット買いしたものです。このコミック、非常に勉強になる上に、楽しく源氏物語が読める優れものです。

由岐神社 IMG_5473_コピー    IMG_5568_コピー

本殿金堂に辿り着くと、その先は霊宝殿、木の根道、不動堂、奥の院魔王殿、と山道を登り下りするのですが、上りより下りが足に来ます( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ だらしないことに貴船神社に到着した頃には膝が笑っていました(笑)義経は、この山道を毎日、夜に奥の院まで出かけて兵法修行をしたそうで、強くなるわけですねぇ。壇ノ浦の八艘飛びや、一ノ谷・ひよどり越の逆落としなど、運動神経や奇襲のひらめきが頭抜けていたことは有名ですが、でも、ふと、家来達はそんな運動神経の持ち主ばかりじゃなかったのでは....?などと思ってしまいます....( ̄  ̄)  義経の下についた家来たちも、さぞ死ぬ思いだったでしょうねぇ...... 昔の人はすごいです。

次の日、足はパンパンになりましたが、日本史や源氏物語、枕草子などゆかりの地を巡る旅は楽しいものがあります。御朱印をご紹介します。

鞍馬寺 IMG_5565_コピー   貴船神社 IMG_5567_コピー



                          


            
                 
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2024年01月04日 23:05

映画「三十四丁目の奇蹟」

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クリスマス映画「三十四丁目の奇蹟」を観ました。以前に観たことのある1947年作の白黒の古い映画「三十四丁目の奇蹟」のリメイク版です。クリスマスを題材にした王道の映画ですが、心温まるハートフルな映画で、ユーモアに満ちています。白黒の古い映画もなかなか味わいあるものですが、カラーのリメイク版も、ほぼ忠実に原作の内容を再現し、クリスマスを楽しめるものでした。
サンタクロースは存在するのか?という問題が核にあり、夢や空想やおとぎ話をどう捉えるかが焦点になっています。リメイク版の着地点は、「なるほど、言い得て妙なり」という感じのものでした。おとぎ話の世界観を楽しむことや、何かを空想したり妄想したりする想像力は、子供にとっても大人にとっても、とても大切で必要なことだと感じます。ファンタジーの世界は人の心を豊かにさせ、芸術とも深い繋がりを持ち、人生を広げてくれます。

クリスマスのイルミネーションも今日までですね。日本の師走は目まぐるしく変化し、クリスマスが終わったとたん、次の日からギアチェンジして、どのご家庭も百貨店もレストランもホテルも、一斉にせわしなく様相が変わっていくのが面白いです。来年はどんな年になるのでしょうか? コロナのような病原体がもう蔓延しない世の中になりますように.....


            
                 
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2023年12月24日 23:10

稀少なアップライトピアノ

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調律師さんの修理工房でメンテナンスをして頂いていたアップライトピアノが到着しました。レッスン室にピアノを2台置きたいと思っていたのですが、グランドピアノを2台置いてしまうと、部屋がキツキツになって室内楽の時にピアノを動かせないので、調律師さんにお願いして質の良いアップライトピアノを探して頂きました。「YUA」という機種で、1900年代後半に数年間だけ作られた、ヤマハの希少な高品質のアップライトピアノです。アクションが、グランドピアノと同じクイックリターンアクションになっています。アップライトピアノにクイックリターンアクションが付いている機種は非常に珍しく、今はほとんどありません。アップライトは縦型なので、鍵盤を押した後のハンマーが重力で戻らない為、バネの力でハンマーを戻しますが、この「YUA」は、ハンマーの奥に板バネが独立して付いています。ただ、この板ばねが付いていると雑音が出やすく、調律(整音)も難しいそうです。でもハンマーがとても自然な力で動くので、出したい音がコントロールしやすく、グランドピアノに比べると音も静かでほっこりした感じなので、ちょっと客観的に自分の音を聴く勉強ができそうです。

ペダルも、この「YUA」という機種は、真ん中のペダルが低音部のソステヌートペダルとして使えるベースダンパーペダル(低音部だけダンパーが上がり、低音部のソステヌートペダルとして使える)で、弱音器はまた別に手動のものが付いています。譜面台も幅100センチ×縦35センチと大きくて楽譜を置きやすく、鍵盤の蓋も奥に引っ込む作りになっている為、手が交差する際も当たりません。ピアノが2台あるとレッスンもやりやすくなり、自身の練習でもタッチの違いを勉強できます。バッハはこのピアノで練習しようかな......( ´∀`)

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2023年12月12日 14:57

くるみ割り人形

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師走に入り、今年も残り1ヶ月ですが、この頃になると街はクリスマス色になり、そこかしこでクリスマスの音楽を耳にします。その調べやイルミネーションに影響されて、この時期に毎年恒例で観たくなるものが幾つかあります。バレエ「くるみ割り人形」と、クリスマス映画です。小さい時、3歳からピアノを始めましたが、同時にバレエも習い始め、バレエは中1までの10年お稽古に通っていました。子供の時に覚えたものというのは恐ろしいほど身体にしみ込むものであり、バレエのポジションやパ(バレエの動き)は今でも全て覚えています。今はもう踊れませんが(*^^*)、たまにバレエのビデオを観て楽しんでいます。「ラ・バヤデール」「眠れる森の美女」ほか、様々な演目があリますが、クリスマスの頃にいつも引っ張り出すのが「くるみ割り人形」です。世界の名だたるバレエ団のくるみ割り人形は、振付や演出がそれぞれ違い、趣向を凝らしていますが、一番のお気に入りは英国ロイヤルバレエ団のピーター・ライト版で、吉田都さんが金平糖を踊っています。演出がファンタスティックで夢があり、吉田都さんのパドドゥは優雅さを極めた絶品で、体重を感じさせない超絶技は何度観ても堪能できます。

くるみ割り人形は、子供の頃にバレエの発表会で踊っていたこともあって愛着が強く、個人的お気に入りシーンは、1幕のコロンビーヌ(人形の踊り)、真夜中12時にクリスマスツリーが徐々に巨大化するところ、雪の精のシーン、第2幕では、やはり見せ場の金平糖、そしてアラビアの踊り、こんなところでしょうか( ´∀`)

バレエは音楽とも深い関わりがありますが、バレエ音楽の傑作と言えば、ロシアのチャイコフスキーの3大バレエ(白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り)の他、ストラヴィンスキーの「春の祭典」「火の鳥」、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」、フランスのラヴェルの「ダフニスとクロエ」などもあります。バレエと音楽、両方楽しめるのは贅沢ですね.....

そう言えば、くるみ割り人形で一つ不思議なことがあります。子供の頃に踊った「キャンディーケーキ」という曲が、なぜか世界のバレエ団のくるみ割り人形ではカットされています。これは何故なのでしょう.....ϵ( 'Θ' )϶  英国ロイヤルバレエ団、パリ・オペラ座バレエ団、Kカンパニー、いずれもこの曲をカットしています。ちょっと寂しい.....(>人<;)

そうそう、このくるみ割り人形のお話は、ドイツの作曲家のシューマンが夢中になっていたドイツのE.T.Aホフマンの小説が原作なんですよね..... そうと知らずにホフマンの幻想小説集を読んでいて、あれっ?と大学生の頃に驚いたことがありました。E.T.A.ホフマンの小説の中では、「黄金の壺」が一番好きで何度も読みましたが、幻想小説、そろそろまた読みたくなってきたかも.....( ´∀`)

     


                             


            
                 
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2023年12月03日 11:12

ピアノ周りのいろいろ

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数ヶ月前、ピアノ周りのグッズをいろいろと調べていて、便利なものを見つけたのでご紹介します。UFOインシュ、改良型アシストペダル、改良型アシストスツールの3つです。
グランドピアノは3本の脚にそれぞれキャスターが付いていますが、家に置く場合はシュレーターと言うお皿のようなものに脚を入れて固定します。ただ、シュレーターを使うと、ピアノをジャッキで持ち上げない限り動かせません。でも、室内楽をする時など、90度反転させたいなぁと思って調べていたら、「UFOインシュ」なるものを見つけました。いわゆる補助キャスターで、地震でもピアノが動かないように固定もでき、必要に応じて向きを変えたり移動するのも楽で、床に傷もつきません。名前の通り、UFOのようなおむすび型で、グランドピアノの脚をくぼみに入れます。ストッパーが2つ付いていて、手でくるくると回すとおむすび型がせり上がり、ダブルキャスターが出てきて、女性一人でも楽にグランドピアノを動かせます。

また、ピアノを習う小さな生徒さん用のアシストペダルとアシストスツールも、今年の4月に改良された新製品が出ました。両方とも、何段階ものプラスティックのブロックが付属品として付いており、細かく高さを合わせられます。ペダルの高さを変える際は、ブロックも簡単に外せ、必要な高さのブロックを足して付け替えが楽にできます。アシストスツールも同じように、細かいブロックが追加されました。これで、小さな生徒さん一人一人に応じて、ちょうど良い高さの足台とペダルの高さに調整できるので、とても優れものです。ピッタリした調整が難しかった生徒さんも、これでストレスなく使えるようになることでしょう( ◠‿◠ )

 以前のアシストペダル IMG_5385_コピー     


                               
  最新型アシストペダル IMG_5380_コピー_コピー

以前のアシストスツール IMG_5387_コピー
                                 
 最新型アシストスツール IMG_5378_コピー


            
                 
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2023年11月30日 23:05

室内オペラ「人魚姫」の公演

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11月18日(土)に国際基督教大学内のホールで行われた室内オペラ「人魚姫」の公演に行ってきました。友人の作曲家、笠松泰洋さんが作曲した作品で、2011年に初演されたものです。今回はウクライナの歌手による英語版での公演でした。以前に録音を聴いたことはありましたが、生で聴いたのは今回が初めてです。舞台音楽を多く手がけている笠松さんの作品は色々と観ていますが、このオペラは代表作と言えるもので、とても素敵な作品です。音楽の編成は、歌がソプラノとバリトンの2人、楽器がハープと弦楽四重奏、それに1人のダンサーが加わるものになっています。

美しい音楽とウクライナの2人の歌手の思いの籠った熱演に、観客は惹き込まれ、会場もとても盛り上がりました。笠松さんの美しいメロディは、一度聴いたら忘れられない耳に残るもので、潤いがあります。お話は、アンデルセンの人魚姫の有名な話のストーリーなのですが、浄化的に終わらない人間的な最後の場面が面白いところです。

私はハープという楽器は詳しくないのですが、ハープがこんなに活躍する曲は聴いたことがなく、ハープという楽器の魅力と美しさにも目を見張ってしまいました。勿論、演奏者が素晴らしいのですが.....歌と弦楽器とハープという編成の音楽は珍しいですが、海の情景が美しく描かれ、ハープが大変効果的でした。できればもう一度、日本語版の生演奏を聴いてみたいです。

この室内オペラ「人魚姫」の英語版の初演は2019年にウィーンで行われ、その初演で人魚姫役を務めたウクライナ出身のナタリア・ステパニヤクさんというソプラノ歌手が、母国ウクライナで再演しようとして、一度はコロナで不可能になり、その次はロシアとの情勢で不可能になったそうです。軍事侵攻の戦時下にあるリヴィウで上演を目指していると聞いた日本の関係者が、支援したいと応えて日本での再演が実現したとのことでした。

戦時下という状況の中、音楽が心の支えになって活動している音楽家の思いが伝わる公演を聴いて、帰り道、北風の寒い日だったにも関わらず、心温まるものがありました。





                          


            
                 
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2023年11月20日 11:05

おがさわらピアノ教室

【電話番号】 080-8132-4676

【住所】 〒177-0044
東京都練馬区上石神井3丁目

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