おがさわらピアノ教室|東京都練馬区

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連弾体験会を終えて

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先日、生徒さん同士が連弾を組んで演奏する連弾体験会コンサートを開催しました。日頃ピアノを教えている生徒さん達にアンサンブルの楽しさを感じて欲しいと思い、お子さん同士でアンサンブルを体験する企画でしたが、慣れない連弾に戸惑い、練習段階では想定外のハプニングが多々起こりました(笑)小さい生徒さん達はまだ難しい為、小学二年生から六年生までの生徒さんを対象として同学年や近い学年で連弾を組みましたが、苦心しながらも楽しんでくれたようです。今回は初めての試みで準備期間が短かった為、当日は電子楽器でのコンサートとなりましたが、無事にコンサートが終わってホッと一息(^。^)

ピアノのアンサンブルとしては4手連弾、6手連弾、8手連弾、2台ピアノなどがありますが、今回は4手連弾のみの編成で臨みました。年に一度のソロの発表会ではクラシックの作品を演奏するので、連弾大会ではお楽しみ会のような意味合いで、アニメの曲や有名曲のアレンジもの、童謡を中心に選曲しました。プログラム曲目としては「聖者の行進」「アルプス一万尺」など良く知られた外国曲からジブリ映画の「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」などなど。子供達に馴染みのある曲で楽しんで練習できたようです。ジブリ映画の音楽を担当した久石譲さんは有名な作曲家ですが、アニメにピッタリの生き生きした曲を沢山作曲され、つい口ずさみたくなる曲ばかりですね。私もジブリ映画は何度となく見ていますが、一番のお気に入りと言うと「となりのトトロ」と「魔女の宅急便」かしらん?宮崎駿さんは数々の名作アニメを手がけていらっしゃいますが、どれも何かに乗って大空を飛ぶシーンがあり、空への憧れが強そうです。私も箒に乗って空を飛んでみたいものですが.....(^。^) 今回は「魔女宅」は選曲から漏れましたが、来年はプログラム曲に入れようかしらん?

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高学年の生徒さんはメンデルスゾーンの真夏の夜の夢の「結婚行進曲」や、複数曲が混在して登場するアレンジ曲に挑戦しました。連弾の楽譜をヤマハで物色していた際、とても面白い楽譜を見つけ、早速取り入れたものです。昔は連弾というと先生と生徒用が多かったように記憶していますが、今は子供同士で弾ける楽しいアレンジ楽譜が出版され、大人が遊びで弾いても楽しめそうです。楽譜名は「おもしろピアノ連弾キッズ」シリーズ。今回はその中から2曲、「OH!まきばの運動会〜緑のまきばは大騒ぎ〜」と「クシコスポストはコロブッちか?」を選びました。「OH!まきばの運動会」は、運動会でよく登場する曲「天国と地獄」をメインに、「おお牧場はみどり」「こぎつね」「メリーさんの羊」「森のくまさん」「草競馬」といった曲が次々と登場し、上下のパートで2曲が同時進行したり、入れ替わったり面白いアレンジがされています。もう1曲の「クシコスポストはコロブッちか?」も、「クシコスポスト」「コロブチカ」「トロイカ」の3曲がミックスアレンジされています。

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無事にコンサートに辿り着いたものの、連弾はソロピアノと違う面も多々あるので想定外のハプニングも起きました('◉⌓◉’)  1台のピアノを二人で上下パートに分けて弾く為、いつもは右手がト音記号、左手がヘ音記号を弾くのに、両手ともヘ音記号になると何故か急に読譜が混乱してしまったり..... 一人ではちゃんと通して弾けるのに、相手の音を聴いて合わせる事に慣れず、どうしてもズレてしまう..... 余裕のない二人が焦って弾いているうちにテンポが爆走.....( ̄∇ ̄) 相手の音が入ってくると自分のパートを維持できなくなってしまう.... 下のパートだけ弾いているとメロディがないので、一体どんな曲なのかさっぱりわからない( T_T)、合わせる為に相手のレッスン時間に行くのを忘れちゃった.... 練習が間に合わなくて9月分のレッスンを8月に前倒し....などなど。これはまずい! 何とかしなければ....( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ と危機感を感じた私は友人のピアニストを家に招いて「ピアノで遊ぼう」と誘い、プログラム曲目を一緒に弾いてもらって初見一発録音を実施、その録音を出演者のご父兄に送って生徒さんに繰り返し聞いてもらう、という最終手段に出ました(笑)でもこれが功を奏し、どんな曲かわかってくると、だんだん形になってくるんですね.... 何をするにしても初めての試みは色々あるものでヒヤヒヤドキドキ、でも楽しい時間でもありました。折しも、勤務先の武蔵野音楽大学附属江古田音楽教室でも年に一度の生徒さんの公開コンサート形式の試験があり、担当している生徒さん達は無事に練習の成果を出してくれました。イベントが全て終わってホッと一息....(^。^) 秋は自分の練習時間を沢山確保できるかな?



          



                          


            
                 
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2026年09月14日 11:10

ドビュッシー「喜びの島」の風景

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ドビュッシーの作品に「喜びの島」というピアノ曲があります。この曲を弾いている生徒のレッスン中にふと、作曲家の頭に浮かぶ光景や世界は本当にすごいなぁとその世界観に今更ながら驚嘆してしまいました。ピアノの先生という職業は、生徒のレッスン中、レッスンしている曲のイメージを一緒に思い浮かべたり説明したり、「ここはどんな場面だと思う?」と質問をしながら、同時に自分も作品を楽しんでいる事が良くあります(^。^) 「喜びの島」は冒頭、物語が 始まってから場面が次々展開して時間が進み、まるでオペラや映画を見ているような感覚がありますが、表現されている世界を自分がリアルに感じ、映像や色が目の前に浮かんでくるまで突き詰めないと人に伝わる音にならないところが難しい....  ドビュッシーが感じたものを実際に体感する事はできないわけで、四苦八苦して頭で想像してみたり、イメージになる映像を探したり、本を読んだり...... 演奏する側の頭の中にどれだけの引き出しがあるか、感性がどれだけあるかが音に生かされます。

ドビュッシーは眼で見たものからインスピレーションを感じて作品を創ることが多い作曲家ですが、「喜びの島」もヴァトーの絵からインスピレーションを受けて作曲されました。つい絵を見たくなりヴァトーの画集を引っ張り出してパラパラめくると、「シテール島への船出」「シテール島の巡礼」という似た絵が2つあります。アントワーヌ・ヴァトーはフランスのロココ美術の画家で、ドビュッシーが見たのはルーブル美術館所蔵の「シテール島の巡礼」でしょうか? ギリシャ神話の美と愛の女神ヴィーナスが辿り着いた島の風景が描かれています。独身者がその島に行けば伴侶が得られ、恋人たちが行けば幸せになれる、という世界観。宮廷貴族のような服装の恋人達、たくさんのキューピッド、ヴィーナスなど、幸せなカップル達が過ごす一場面が切り取られています。ヴァトーは他にも似たような絵が多く、もしかして病弱だった自身の夢の世界を求めてこんな絵を描いたのかしらん?

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「喜びの島」の冒頭、フルートを思わせる旋律に始まり、揺れ動く波のような音型が現れて場面が広がります。時々波がザブ〜ン!と来たり.... 曲が進むと幸せ感あふれる和音とメロディが5連符に乗っかって登場し、恋人たちのワクワク感を感じます。次に速いパッセージが現れ、背中に羽のついたキューピッドが飛び回っているよう..... 「おぉ!島が見えた!」と思わせる和音と大波が来たり、島に近づいて行く時間の動きが見えたり、帆が風を受けて進み、天からキラキラと金粉が降り注ぎ..... いよいよ島に上陸か?と思わせるG♯音に乗ってドキドキ感が増し、船のスピードが速まり、最後は高揚感が高まって幸せの絶頂へ...... あれ?この世界観、今読んでいる「本好きの下剋上」の女神のシーンや登場人物の感情と似てる?....... ちょうど読み終えたばかりの本のクライマックスと重なってしまいました.... ☆*:.(≧▽≦)。.:*☆ 音楽は自由なので、音を聴きながら本で読んだ一場面がふと出てきたり、映画のワンシーンが見えたりすることもよくあります。ドビュッシーの音楽は色も沢山見えてきますが、この人、もしかして色聴を持っていたのかしらん? 昔、色聴を持っている作曲家が知り合いに一人だけいたけれど、音が色に見える感覚ってどんな感じなのか、話を聞いてみたかったなぁ.... シベリウスの第1番の交響曲の出だしはブルーグレー、3番の交響曲の冒頭は黄緑かな?ぐらいの感覚は私にもありますが、色調を持っている作曲家って、どんな風に見えるのでしょうねぇ。スクリャービンがハ長調が赤に見える、という感覚は同感できないけれど....ハ長調ってやっぱり白じゃない?

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2026年08月28日 11:18

‘26発表会コンサートを終えて

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今年も生徒さん達の発表会コンサートが無事に終わりました。ピアノを始めてまだ半年位の生徒さんからピアノの先生をしている方まで、幅広い年齢層の出演者となりました。ハラハラドキドキの連続で、指導する側としては心拍数が上がったり下がったり、手に汗握ったり..... でも無事に演奏を終えてホッとした生徒さん達の顔を見ると感慨深いものがあります。午前中からリハーサルをしていきましたが、足台などの調整がなかなか忙しく、当日変わったりもします。小学生の出演者がペダルを使う場合、高学年ならしっかり踏めますが、3年生以下だとまだ体重が足りず(うらやましい....( ̄∇ ̄))足の力も弱いため、ペダルを踏む高さの微調整が難しく、アシストペダルとアシストスツール、足台を組み合わせます。今回は足台を4種類使い分け、ちょうど良いスタイルになりました。最近のアシストペダルやアシストスツールは改良が重ねられ、非常に便利にできています。数年前までのアシストペダルは使いづらくて大変でしたが、最近はちょっとしたスイッチでパカッパカッと5センチ刻みで段差をすぐ変えられます。ただ足台の設定は高さ変更に時間がかかる為、1台はホールから借り、自宅から3台のアシストスツールを持ち込みました。こちらはもう少し簡単にセッティングできるよう改良して欲しいところです.....

発表会で演奏する曲となると数ヶ月の準備期間が必要ですが、習っている生徒さんそれぞれが楽しみながらレベルアップできる素敵な曲が沢山必要になります。近年は日本の作曲家の素敵な作品の楽譜も増え、選びやすくなりましたが、ヨーロッパの有名な作曲家は勿論、アメリカの作曲家であるギロック、日本の作曲家・湯山昭さんや平吉毅州さん、中田喜直さん、三善晃さんの作品は想像力を広げながら勉強できる素敵な曲が多く、お世話になっています。もう高齢でいらっしゃる湯山昭さんは実に多くの曲集がありますが、中でも「お菓子の世界」は面白く、「バウムクーヘン」などは子供の弾く曲としては有名どころです。ただ、数十年前に湯山さんが抱いたバウムクーヘンというお菓子への憧れと、現代におけるバウムクーヘンの位置付けでは、うーん...( ˊ̱˂˃ˋ̱ )かなり違いがあります(笑)バウムクーヘンに多大な憧れを持っている様子をレッスンで説明するのにいつも苦笑( ̄∇ ̄) 湯山さんがこの曲を作られた頃、バウムクーヘンはさぞランクの高いお菓子だったのでしょう(^。^)  

アメリカのギロック、キャロリン・ミラーなどもイメージを膨らませて弾ける作品が多くあります。でも毎年、発表会の曲を選曲する側としては、もっともっと曲が欲しいところです。新しい楽譜を物色して、おぉこれは良い曲じゃない!!と思っても子供には少し難しすぎたり、それぞれの良さが出せてレベルにピッタリ、というのは難しいものがあり、楽譜が何冊あってもまだまだ足りません。美しい水の情景が浮かんでくる日本人作曲家の曲集があり、誰かに弾かせたいとずっと思っているのですが、難易度の高い作品なのでなかなか.... 選曲作業も十数時間、あぁでもないこうでもない、と楽しみながらやっているわけですが、もっと他に新しい楽譜が出版されないかしらん....としょっちゅうヤマハをウロウロしています。とはいえ今年の大イベントも終わり、ホッと一息(^。^)


                          


            
                 
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2026年04月27日 17:05

デュオコンサートを終えて

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去る2月27日(金)大泉学園駅前ゆめりあホールにて、「小笠原詠子&窪田恵美デュオコンサート」が無事終了しました。今回のコンサートは全曲ピアノとフルートのデュオでの演奏で、ピアノソロ曲をアレンジした珍しいデュオ編曲版なども織り込んだプログラムでした。ピアノの屋根(ピアノの蓋の部分)を全開にしたフルコンとフルートのバランスは非常に難しく、リハーサルだけでなくゲネプロでも録音を録ってバランスを確かめつつ臨んだ舞台でしたが、ホールの響きにも助けられ、無事に終わってホッと一息(^。^) プログラムにアンケート用紙を挟み込ませて頂きましたが、かなりの数のアンケートを頂き、嬉しい限りです。観客の方の感想というのは非常に参考になり、なるほど〜と納得したりびっくりしたり('◉⌓◉’)、発見が多く、今後の糧にもなる宝物です。アンケートにご協力頂いた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

アンケートで「プログラムの中でどの曲が一番良かったか?」という質問では、後半のメインのライネッケの「ウンディーネ」ソナタの票が一番多く、演奏側としてはメイン曲なので納得ですが、何と1票差で日本のメロディ(矢代秋雄 編曲版)という驚きの結果になりました。矢代秋雄さんの編曲が素晴らしく、「荒城の月」「この道」「さくらさくら」が独特の世界観に生まれ変わった故だとも感じます。矢代秋雄さんの曲は、ピアノ協奏曲を昔聴いたことがあるぐらいなのですが、印象深い作品だったと記憶しています。この編曲を依頼したランパルにも感謝感謝!!観客の皆様が聴いたことのあるメロディを芸術的な高みに編曲してくれる、こんな作品もっと他にないかしらん? 

後半最後のメイン曲、ライネッケ作曲「ウンディーネ」は、ドイツの作家フーケの「ウンディーネ(水の精)」の物語の世界観やイメージをライネッケが表現した作品なので、後半の初めにマイクでお話を説明しました。音楽専門の方はいざ知らず、このフルートソナタを知っている観客の方は少ないと思うので、作品の解説や聞きどころをお話しできたのは良かったようで、アンケートにもそのようなお声が多数ありました。

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それはそうと後日、ご来場頂いた生徒さん達のご父兄から一番多かった質問は「緊張されるのですか?」というお声。もちろん、めちゃくちゃ緊張します☆o(≧▽≦)o☆ あの緊張感をもう少し和らげることができたらどんなに良いか......( ´Д`) 緊張しても、日頃の練習の成果で指は動くのですが、心が完全に開放されて弾けたら、もっと自由に羽ばたけるのかしらん?と思うと、まだまだ修行が足りんのだ.....と神様から言われている気がします。そう言えば、本番の舞台でよくある妙な感覚が今回もありました。「今、私、舞台でピアノ弾いてるんだよなぁ....」と幽体離脱した自分の魂が空から自分を見ているような不思議な感覚。あれは何なのでしょう......?( ̄∇ ̄)ともあれ、無事にコンサートが終わり、お世話になった方々に感謝ですm(_ _)m
                            
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2026年03月08日 23:03

デュオコンサートのお知らせ

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来年2月27日(金)に大泉学園駅前のゆめりあホールにて、ピアノとフルートのデュオコンサートを開催する予定です。演奏はフルートは窪田恵美さん、ピアノは小笠原詠子でお送りします。この一年半、選曲に苦労しながら練習を重ねてきました。フルートはロマン派の作品が少なく、色々な曲を譜読みして練習してみては、やはりこれはピタッと来ない、と試行錯誤して、ようやく曲が決まりました。モーツァルトのロンドに始まり、きらきら星変奏曲(ママ聞いてちょうだいの主題による変奏曲)、シューマンの幻想小曲集op.73、メンデルスゾーンのロンド・カプリッチョーソが前半、後半は「荒城の月」「この道」「さくらさくら」の日本の作品3曲と、ライネッケのソナタ「ウンディーネ」です。

モーツァルトのロンドでさらりと始まり、きらきら星の歌としてよく知られる変奏曲までは前菜、と言ったところでしょうか。シューマンの幻想小曲集は、スーパースターのフルーティストのエマニュエル・パユのCD録音を聞いて、おぉ!これは深みのあるドイツロマン派らしい曲を見つけた!と思って取り組みました。3曲で構成され、1曲目は濃厚に始まり、2曲目は溌剌と明るく、3曲目は躍動感に溢れます。元はクラリネットとピアノの為の曲ですが、フルートでも素敵です。メンデルスゾーンのロンド・カプリッチョーソは、ピアノ曲をフルート&ピアノ版にアレンジしたもので、ほぼ原曲に近い感じ。元がピアノ曲だけにピアノが動き回り、とても華やかなです。

後半のプログラムの日本の3曲は、矢代秋雄さんという日本の作曲家が以前に編曲したものですが、この編曲がなかなか面白く、雰囲気があります。ランパルという世界的なフルーティストの依頼に応じて編曲されました。日本の曲を練習していると、やはり自分が日本人の血を意識させられます。妙に落ち着くというか、日本の原風景がリアルに目の前に現れます。ライネッケの「ウンディーネ」はドイツロマン派のソナタの名曲。小説家フーケーの「ウンディーネ(水の精)」を読んだライネッケが、その世界観を表現した作品で物語性があります。ウンディーネの物語の烈しさや愛情深さ、情景が表現され、最後は浄化されていくような...... 聞き応えのあるプログラムになったと思いますので、皆様どうぞ聴きにいらしてください!!
チケットのお申し込みは、このホームページの体験レッスンお申し込みサイトからでもお受けできます。

                            
          


                          


            
                 
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2025年12月16日 23:05

ピアノ教室の音楽イベント

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先日、当音楽教室のお楽しみ音楽イベントを実施しました。こういう催しは初めてでしたが、1ヶ月前に閉幕した大阪万博で撮影した映像、世界各国の民族音楽や民族舞踊など、なかなか普段お目にかかれない珍しいものを日頃ピアノを教えている生徒さん達にも、ということで2部制で開催しました。普通コンサートなどで録音や録画はできませんが、万博会場では殆どが撮影OKで取り放題、貴重な場所でした。20年前の愛知博の際はまだスマホがなく、ビデオを撮る人は少なかったように思いますが、時代が進んだことを実感します。

トルコ館の音楽は、モーツァルトやベートーヴェンのトルコ行進曲のルーツとなった特徴のあるリズムが根底にあり、赤い軍服の大きな男性達の演奏が迫力ありました。ハンガリーの民族音楽&舞踊では、ゆったりした歌からだんだん速いテンポになってクルクルと回りながら踊ります。1889年のパリ万博でドビュッシーが夢中になったインドネシアの楽器、ガムランの演奏。ベトナムの名前も知らない楽器の演奏もありました。他にもインドや南米パナマの民族舞踊、スペインのフラメンコ、サウジアラビアの民族舞踊は音楽も衣装も個性的。アフリカのリベリアの打楽器演では複雑なリズムの組み合わせが印象的でした。チュニジアのバンド演奏では、最後に演奏者がステージから降りてきて観客を巻き込んで踊り出す有り様(笑)。圧巻はポーランドのオーケストラ演奏でした。個人的には、ショパンのマズルカやポロネーズの土台になったポーランドの民族舞踊が見たかったのですが、ポーランド館のイベントは弦楽オーケストラの演奏でした。でもこれがとても良かった!!日本での万博ということで国際交流の意味か、芥川也寸志さん作曲の「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」に始まり、ヴィニヤフスキのヴァイオリン協奏曲、最後はポーランドの作曲家キラルの「オラヴァ」という作品でした。この「オラヴァ」はラヴェルの「ボレロ」と同じく、冒頭のメロディがずっと繰り返されるオスティナートが雄大な景色へと変化、最後は目の前に大きな山が現れるようなエネルギーになり、元気になる曲です。

こんな映像を少しずつカット版で見せるイベントでしたが、生徒やご父兄が沢山参加して下さり、楽しんで頂けたのではないかと思います。普段、ピアノを通して音楽に触れている生徒の皆さんがとても自由でのびのびした感受性を持っていて嬉しくなりました。さて次はどんな企画にしようかな?

           
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2025年11月20日 23:20

発表会コンサートを終えて

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今年も無事に生徒さん達の発表会コンサートが終わりました。小さい年少さんの生徒さんから小学生、中学生、大学生、社会人が演奏してくれました。大人の出演者は、普段は違うお仕事をされながらピアノを楽しんでいる方、またピアノの先生をされている方など、幅広い年齢層のコンサートになりました。今年は発表会デビューのお子さんも多かった為、指導する側としてはハラハラドキドキ、無事に弾き切ってくれることを祈りつつ見守るばかりですo(≧▽≦)o リハーサルで危ない箇所があっても、リハーサルで微調整して良いイメージを持てると本番は上手く行くことが多いので、リハーサルは大事ですね......  これは子供でも大人でもプロでも同じです。また、音楽を勉強する上で本番以上に勝るものはありません。ピアノは一人でコツコツ練習して楽しむことができますが、やはり目標を持って数ヶ月練習した曲を人前で弾くのが一番勉強にもなり、またステップアップにも繋がります。目標に向かって気持ちを高めていくモチベーション的にも、準備段階できちんと積み上げていく練習の仕方も、やはり本番あってこその持って行き方があります。
 

小さいお子さんがひらがなやカタカナを覚えるのと同じく、ピアノも初めは簡単な音符からスタートし、目で楽譜を追い、耳で音を聴き、10本の指をそれぞれ独立させて動かし、足のペダルも使うようになります。更に感性やイマジネーションとも繋がって全てが連動するようになると、風景が見えてきたり、様々な感情を感じて表現したりと世界が広がります。目、耳、手指、足、頭、心を相互に使う音楽の奥深さは底知れないものがありますが、楽譜の奥に何が書かれているのか、その深さが見えてくるほど面白くなってきます。

ピアノを習い始めた小さな生徒さん達が、この先どういう風に成長して行くのか、その過程を見るのが楽しみです。

           
                          


            
                 
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2025年04月21日 23:05

音楽・美術・文学・映画・自然の連結

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去年の秋、初めてブログを書き出してから1年近くになります。石神井公園の近くに新居ができた際、ピアノ教室のHPを立ち上げ、その紹介と共に始めたものですが、マイペースで自由に日頃の感じたもの、私の頭の中でつながって相互作用があるようなものを記事にしてきました。毎日のように音楽と密接に関わり、ピアノを教えたり、自身の練習をしていますが、音楽は、読譜力が備わり、指の練習だけを勉強しても豊かな世界が広がる訳ではなく、一見、関係のなさそうな美術や文学、自然、映像作品などと深い関連性を持っています。読譜力が備わり、指が思い通りに動くようになった先に、ようやくその豊かな世界が現れます。その領域に到達すると、楽譜の奥を読み解き、ピアノを弾きながら想像力が働くようになり、音楽とそれ以外のものがコラボレーションしていきます。そこがとても自由で楽しく、想像力や感性が広がる世界です。ピアノを習い始めたばかりの小さな生徒さんは少々時間がかかりますが、数年ピアノを続けていると、その領域に少しずつ入っていきます。教える側も、弾いている曲のこの部分はどんな気分かな?、どんな風景かな?、どんな色かな?と子供に尋ね、その反応が楽しいこともあります( ^ω^ )

少し専門的な話になりますが、ロマン派のシューマン、ショパンなど、文学からインスピレーションを受け、音がまるで物語を語るような作品も多々あります。シューマンは、E.T.A.ホフマンという作家の幻想小説に夢中になり、まるでその世界を音で体現させたような作品が多く、話がどんどん飛び、いろんな場面に切り替わる場面展開が、ホフマンの小説とも似ているようにも感じます。同い年のショパンも、ポーランドの詩人ミッケヴィッチの叙事詩からインスピレーションを受けたバラードなど、文学からの影響が見られます。恋人はジョルジュ・サンドですしね♪( ´θ`)音楽史で言う近代のドビュッシーになると、映像的なものを音で表現し始めます。ドビュッシーはエキゾティシムに憧れ、日本の浮世絵や骨董品に夢中になり、古寺にまつわる作品として版画の「塔(パゴダ)」などもあります。画家のモネとは「印象派」のグループで一緒に活動していました。また、音楽が宗教的なものと深く結びつく場合もあり、私の大好きなJ.S.バッハのマタイ受難曲や教会カンタータは、その部類です。因みに教会カンタータBWV182は、高校の時からの精神安定剤です(^。^)

芸術は、日常的に感性を刺激したものが頭の引き出しから飛び出てきて、それらが音や色、文などに反映され、結晶となって生み出されるものです。演奏の世界で言うと、ピアノを弾きながら、ある本の一場面が浮かんだり、絵が見えてきたり、映画のワンシーンが思い出されたり、旅で見た自然の風景や古寺の静けさ、感性を揺さぶられるもの全てが栄養となります。

ヘルマン・ヘッセが「ヘッセの読書術」という本で、芸術の「言葉」について書いています。「羨望の思いで詩人は、画家や音楽家のことを考える。画家は自分の言葉である色で語りかけることができるし、音楽家も、その音で全ての人間の言葉を語り、操ることができる。詩人は、音楽家を特に強く、うらやましく思う。音楽家は自分たちだけが使える言葉を持つからである。ところが詩人は、学校の授業や商売に使われて、電報を打ったり裁判したりする時に使われるのと同じ言葉を使って、自分の仕事をしなくてはならないのだ。自分だけの表現手段を持たないのはなんと貧しいことであろう!」

音楽は、音を通して人間のあらゆる気分、愛情表現、官能性まで抽象的な言葉で語ります。大学生の時、ヘッセにハマったことがあり、「知と愛(副題 ナルチスとゴルとムント」は愛読書となりました。芸術に向いている人間と精神性を極める人間とが出会い、のちにそれぞれの道を歩む話ですが、この作品の本当の意味がわかったのは、数年後でした。ベートーヴェンの作品109を弾いていた時期、ある日のある瞬間、ヘッセの文学的本質と音楽の本質が結びつく現象が起きました。確かこういう現象を共通感覚と言ったかしらん?今思い出すと懐かしいばかりですが、あの頃の感性を保ちつつこの先も芸術に触れて行きたいなぁと思います♪(´ε` )
                       
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2024年09月19日 00:10

門下の発表会コンサートを終えて

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毎年1度、自宅で教えている生徒さん達の発表会コンサートを開催していますが、先日、このコンサートが終わり、ホッと一息です(^ ^) 演奏は、ピアノを始めたばかりのお子さんから大人まで、ピアノの先生をしていらっしゃる方も数人いらっしゃり、幅広い層の出演者となっています。皆さん頑張って練習を積んできていますが、当日、思った通りに弾ける時もあれば、納得行かなかった..... という場合もあり、それぞれ色々あります。練習ではいつも弾けていたのに本番だけ上手く行かなかった.....(u_u)、本番の時だけ上手く弾けてしまった✌︎('ω'✌︎ )、あんなに練習したのに間違えてしまって悔しい(@ ̄ρ ̄@)  などなど。でも舞台での演奏というのはどんな本番であれ、非常に勉強になるものです。目標に向かって積み重ねる時間、時間をかけてじっくり曲に取り組む姿勢、人前で演奏の本番に臨む緊張感など、その舞台でしか体験できないことが多く、人生経験の1つとして必ず学びがあります。

もう長年このコンサートに出て舞台に慣れている方も多いのですが、教えている生徒さん達の本番の時間は、先生という立場からするとドキドキはらはら連続の時間となります( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾  自分の演奏会の本番よりもエネルギーが要るような.....(笑)私も最後にスクリャービンのソナタ第2番「幻想」を演奏しましたが、頭が生徒さん達の演奏の方に行っている為、いざ自分の弾く番になってギアチェンジするのに一苦労ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

ともあれ、コンサートが終わると、あぁ今年も開催して良かったなぁ♪( ´▽`)と感じます。音楽の中身を想像して表現する豊かな世界を、これからも沢山の方に知って欲しいと思います。




                          


            
                 
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2024年04月25日 23:11

ドビュッシー「雪は踊っている」

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東京に数年ぶりの大雪が降り、大雪警報が出ています。でも大雪ってどのくらいの雪を言うのかな?とふと疑問が湧きました(笑)今日の東京はまさしく大雪ですが、北海道や東北の大雪とは違うように思います。大雪警報って地域によって違うのかしらん? 以前、北海道の釧路に冬に旅行した際、吹雪で帰りの飛行機が飛ばず、札幌まで電車で4時間かけて移動したことがありました。途中、列車の窓から見える風景が凄まじく、トラックが路肩の溝にハマって傾いていたり、北海道の冬の大変さを身をもって知りました。

雪空を見上げるといつも頭に浮かぶ曲があります。ドビュッシーの「子供の領分」の中の「雪は踊っている」という曲で、子供の様々な情景を描いたドビュッシーの組曲です。その4曲目「雪は踊っている」は、短いですがとても美しい曲です。はらはらと雪の降り始めを子供が見上げているような感じで始まり、雪がだんだん強くなり、もうもうと降る気配になり、最後は夜更けにしんしんと積もる雪のように感じます。

以前、この曲を小学4年生の生徒の演奏会用にレッスンしていた時のことです。初めてのドビュッシーで、何とか通せるところまではスムースに行ったのですが、その先、目の前に映像が出てくるようなイメージを持って弾く、という段階が難しく、教える私も生徒も共に苦労しました。ドビュッシーは映像を音楽に表現しているので、やはりリアルなイメージを持って弾くことが、生き生きした演奏につながります。そこで、私の大好きなエロール・ル・カインの絵本の「雪の女王」の挿絵や、映画「ナルニア国物語」を紹介してみました。「ナルニア国物語」はファンタジー映画で、ルーシーという少女がクロゼットの奥から不思議な世界に迷い込むお話で、迷い出た先が一面の銀世界、雪がとても美しい映像になっています。この映画を見てから、その生徒の演奏がとても生き生きしたのを良く覚えています。

ドビュッシーは、演奏しながら映像が目の前に浮かんでくるようなイメージがないと自分の音楽にならないところが難しいですが、映像を想像しながら追い求め、四苦八苦する過程がまた楽しいところでもあります。

       


            
                 
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2024年02月05日 23:41

おがさわらピアノ教室

【電話番号】 080-8132-4676

【住所】 〒177-0044
東京都練馬区上石神井3丁目

【営業時間】 <レッスン時間>13:00-20:30
<受付時間>11:00-21:00

【定休日】 不定休

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