北海道ガーデン巡り

六花の森


少し離れたところに、同じく六花亭の経営する中札内美術村があり、小さな美術館7軒を歩いて回ります。静かで人気も少なく、絵もなかなか見応えがありました。個人的には百瀬智宏さんの絵に一番惹かれ、最初は写真かと見まごうほどでした。北海道の風景の描写が本当に美しく、絵を見ていると木の葉が川に舞い落ちる音や、雪のサクサクした音が聞こえて来そうです。東大寺の襖絵を手がけた小泉淳作画伯の絵も印象的でした。襖絵の題材にもなったハスの絵は、ちょっと狂気を感じるほど。帯広駅に程近い真鍋庭園は、大きな森を切り取った感じの庭園で、木陰がたくさんあって癒されます。大きな樹木がこんなにあるガーデンもあるのだと驚きながら散策していくと、日本庭園だったりヨーロッパ風庭園だったりと景色が映り変わります。ドーンと広い丘も気持ちいいですが、木々に囲まれているとエナジーを感じます。
真鍋庭園

十勝千年の森は、あまりに広大でビックリΣ('◉⌓◉’) 山まであって、この暑さでなければ登ってみたいですが、今回は平地のみに.....( ◠‿◠ )青い空と草原と山が広がる光景を、大きな木の下に座ってのんびり眺める時間は至福です。ものすごい数の蝶が飛び回り、東京では見たこともない黒地にロイヤルブルー模様のアゲハ蝶も見かけました。なんていう蝶かしらん?ただ、蝶の写真を撮るのは至難の業で、止まっていても近づくと飛んでいってしまうし、飛んでいると焦点を絞れないし......悪戦苦闘の末、諦めました(笑)木々にガラスの風鈴が無数に掛けてある「涼を呼ぶ庭」という庭があり、カラカラと鳴る涼やかな音色がなんとも心地良く......広すぎて全部回りきれないほどでしたが、ここはまたいつか来てみたい.....
十勝千年の森


富良野に移動して最後に立ち寄ったのは、ラベンダーで有名なファーム冨田です。6月下旬〜7月末にラベンダーの紫一色に染まる農園で、全国からこの時期めがけて観光客が集まります。美しい紫の畑の周りを散歩していると、ラベンダーの香りが風に乗って漂ってきます。お土産屋さんもラベンダー尽くし.....紫色のものばかりが並ぶお土産屋さんは、全国でもここだけじゃないでしょうか.....( ´∀`)
ファーム冨田

帰りがけに、富良野に行くといつも立ち寄るニングルテラスというお土産屋さんで木彫りの人形を1つ買いました。「森の楽団」シリーズで、それぞれ楽器を手にしています。行く度に1つずつ集めていて、またレッスン室に1人増えました。そろそろケースがいっぱいかも.....?北海道は何度行っても良いですが、次はいつかしらん?
森の楽団


2025年07月18日 11:05