鞍馬寺から貴船神社へ
今回は、京都の鞍馬寺から貴船神社、奈良の石上神宮から山の辺の道(長岳寺まで)、東大寺、唐招提寺、秋篠寺に行ってきました。まず京都の鞍馬寺から貴船神社をご紹介します。
鞍馬寺は、源義経が若い頃に修行した場所として有名ですが、修行場だけあって結構な山越えでした。叡山電車のくらま駅からケーブルカーを使わないルートを選ぶと、由岐神社(ゆきじんじゃ)が荘厳に現れ、更に続く参道が、清少納言が枕草子で書いている九十九折り「近うて遠きもの くらまのつづら折り」となります。清少納言の時代は、一体どういう服装であの九十九折りを登ったのでしょうか?登山用のズボンとウォーキングシューズでもなかなか大変なのに....
この鞍馬寺は、紫式部の書いた源氏物語にも登場します。紫の上が少女の頃に光源氏と初めて出会った寺として描かれており、感慨深いものがありました。源氏物語は大好きな物語で、何度も読みました。と言っても、古典をきちんと読んだのではなく、「あさきゆめみし」というコミックをセット買いしたものです。このコミック、非常に勉強になる上に、楽しく源氏物語が読める優れものです。
由岐神社
本殿金堂に辿り着くと、その先は霊宝殿、木の根道、不動堂、奥の院魔王殿、と山道を登り下りするのですが、上りより下りが足に来ます( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ だらしないことに貴船神社に到着した頃には膝が笑っていました(笑)義経は、この山道を毎日、夜に奥の院まで出かけて兵法修行をしたそうで、強くなるわけですねぇ。壇ノ浦の八艘飛びや、一ノ谷・ひよどり越の逆落としなど、運動神経や奇襲のひらめきが頭抜けていたことは有名ですが、でも、ふと、家来達はそんな運動神経の持ち主ばかりじゃなかったのでは....?などと思ってしまいます....( ̄  ̄) 義経の下についた家来たちも、さぞ死ぬ思いだったでしょうねぇ...... 昔の人はすごいです。
次の日、足はパンパンになりましたが、日本史や源氏物語、枕草子などゆかりの地を巡る旅は楽しいものがあります。御朱印をご紹介します。
鞍馬寺 貴船神社
2024年01月04日 23:05